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音楽療法士というお仕事 [音楽療法]

音楽療法士のhamingと申します。

40年あまり、音楽教室を経営しながら、

音楽療法士や、教員や、

ピアノ・電子オルガン講師、保育士、などを育ててきました。



今は、音楽高校、音大を卒業した娘といっしょに

自宅と、支店で、音楽教室をやっています。



かっては、100人以上の生徒がいて、

4,5人の講師を雇っても

15人が二年待ちという状態で、

音楽雑誌や新聞などにも、何回か載りました。



でも、人に任せないで、

一人ひとりを、全部把握し、

伸ばしてあげられる今がいいと思っています。




教室では、述べて3000人ほどの生徒を教えてきて、

一人ひとりの個性を見極めてあげれば

伸びない生徒はないと思っています。



指導者は、子どもたちの個性を見通し

どういうやり方がそのこに合うのかを

検討ながら教えて(先導して)いけば

どの子も、必ず、伸びていきます。



娘が結婚して、孫ができてから、

0才からの赤ちゃんや、幼児への

音楽での育児を考えるようになりました。



今は、その子たちも、3才と5才になりますが、

音楽が大好きで、様々な能力もあるように思います。



音楽療法は、30年ほど前から、

地域の施設を、音楽を持って廻っていました。

音楽療法と言う言葉もなかった時代です。




音楽療法では、

対象者の求めること、

不自由で治したいこと

伸ばしたいこと、

心の癒し、

健康作り

などを、目的として、

そこにどういう動きや運動を取り入れるか、

また、どんな音楽を使うと

楽しく効果的に、長く続けることができるか、

また多くできるかなどを検討します。



だから、一人ひとりに合わせることが

大事になってきます。

音楽遊びも同じです。

音楽教育も、 

一人ひとりの個性を伸ばすことから、

集団で何かを作り上げることなど

いろいろな目的を持って、レッスンや演奏がされます。



音楽を使って、目標に近づけるように します。







施設のご老人と、生徒たちとの交流は、

生徒にも、高齢者にも、

よい結果が出たと思います。


そのうち、福祉作業所で、

30名ほどのしょう害者の、ハンドベル指導を行うことになりました。


そこには、25年ほど、毎月2回続けて行き、

福祉フェスティバルなどに、毎年ステージ発表をしました。


子供たちも60人も出て、

いっしょにベルを奏でました。



子供たちにも、しょう害のある方々に慣れて

やさしい声がかけられる、

困った時に手を差し伸べられることを

ずっと願っています。



音楽療法士の資格を得たのは、

20年ほど前です。


それ前から、100人の教室をやりながら

高齢者施設、福祉作業所、保育園、デイサービス、

地域の高齢者学級、  歌声サークル、コーラス指導、

ハンドベルサークル、小学校音楽クラブ、 子育て支援、緩和ケア。。。

などなど、頼まれたら嫌と言えなくて、

ほとんどやって来ました。



人のためになることが生きがいでした。


音楽療法の一環で、

ヘルスリズムスと、ドラムサークルンもやって来ました。


ヘルスリズムスは、

ドラムサークルというものを利用しながら

10個のプロトコルに組み立てられた音楽療法の一つで、


主に、アメリカやカナダで行われていたものが、

日本にも広がりました。


今は、ドラムサークルが主流になっていますが、

地道に、きちんと、

音楽療法としておこなわれている講師も多々あります。



今は、世界的に、ドラムサークルが盛んになっていて、

日本には、15年ほど前に伝わり、どんどん盛んになっています。


ドラムサークルは、もともと、世界各地で、

太鼓などの打楽器を、通信や、祭りや、娯楽などに使われていたものを、

コミュニケーションツール、音楽療法などに使えるように

開発されたものです。



アメリカに、たいへん素晴らしい先生がいらっしゃいます。

そして、ロサンゼルスに、開発の中心となる会社があります。



私は、日本で、13年ほど前に経験し、

そのあとは、LAのミュージックセンターに

50回ほど通って、勉強しました。


今は、ドラムサークルの柔軟な考え方を使い

音楽療法との組み合わせで

音楽教室にも活かしています。



















タグ:音楽療法
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